【初心者向けガイド】代表的な接着剤の種類5選!特徴をわかりやすく解説!

この5つを知っていればOK!
物が壊れた、修理しなきゃ!そんなときに接着剤をお店に買いに行ったら余りの種類に愕然・・・そんな経験した人はきっといるはずです。
そんなあなたにまずは知ってほしい接着剤の種類をお伝えします!
様々な商品がこの世には存在しますが、代表的な5種類の特徴をまとめてみました。これを知っているだけでも接着剤選びが簡単になりますよ!
すぐよくつく!瞬間接着剤
瞬間接着剤と聞いて思い浮かぶ商品ありますか?そう、アロンアルフアですよね!

え?アロンアルファじゃないかって?実は正式名称はアロンアルフ”ア”、最後が小文字じゃなくて大文字なんですよね(いきなり豆知識でした)
それはさておき、瞬間接着剤は100均やコンビニ、スーパーやホームセンターなどあらゆるところで売っている商品です。困ったときに選んだ方も多いのではないでしょうか。
特徴
- 主成分:シアノアクリレート
- 接着の仕組み:材料表面の水分と化学反応して、瞬間的に固まる
- 長所:接着スピードが速い/多くの素材に対応
- 短所:隙間のある部分には接着できない/水や衝撃に弱い/固くなり風合いが悪い
- 注意点:すぐ固まるので、貼り直しや位置の調整は難しい
図工で使った、水溶形接着剤
小学校の図工の時間で木材をくっつけるのに使ったもの、覚えていますか?
そうです、木工用ボンドです!黄色いボトルに赤いキャップのやつです!

特徴
- 主成分:水性樹脂
- 接着の仕組み:水分が蒸発・乾燥することで固まる
- 長所:安全・簡単・安い
- 短所:接着に時間がかかる/接着できる材料が限られる/水に弱い/乾燥後に収縮する
- 適した素材:木・紙・布・革(プラスチックや金属には不向き)
意外と身近なところに、ゴム系接着剤
DIYや木工作をする方にはなじみがあると思いますが、そうでない方でも身近なところで使われている接着剤がゴム系接着剤です。
例えば、駅の中にある靴の修理屋さんで使われているのがゴム系接着剤なんです!

特徴
- 主成分:合成ゴム+有機溶剤
- 接着の仕組み:両面に塗布し乾燥させた後に貼り合わせる
- 長所:柔軟な仕上がり/ゴム・革・プラスチックなど多様な素材に対応
- 短所:素材によっては下地を溶かす場合がある/においが強い
- 適した素材:ゴム・木・布・革・プラスチック・金属
ハードな用途に!エポキシ系接着剤
エポキシ系接着剤は、2つの液を混ぜ合わせると化学反応して固まる接着剤です。

特徴
- 主成分:エポキシ樹脂+硬化剤
- 接着の仕組み:化学反応によって硬化する
- 長所:非常に強力/金属のように硬くなる/隙間充填が可能
- 短所:衝撃に弱い/硬化時に独特のにおいがある
- 適した素材:金属・ガラス・陶磁器などの接着補修
- 注意点:使い方を間違えると接着不良が起こるので、説明書をよく読むことが大切!
迷ったら?これ!多用途接着剤
「とりあえず何か1本買っておきたい!」という方には、多用途接着剤がおすすめです。

特徴
- 主成分:変成シリコーン・アクリル変成シリコーン・シリル化ウレタン樹脂など
- 接着の仕組み:湿気に反応して固まり、ゴム状の皮膜を形成
- 長所:多くの素材に対応/透明度が高い/比較的早く固まる
- 短所:湿気を通さない素材には向かない/比較的高価
まず買っておくのは・・・
今回ご紹介した接着剤のうち、「とりあえず買っておくならこれ!」というのを挙げるとすれば・・・
瞬間接着剤と多用途接着剤 です!
理由は、
- 瞬間接着剤:スピード重視の補修に最適
- 多用途接着剤:幅広い素材に対応し、使いやすい
この2つがあれば、ちょっとした補修はほぼ対応できます!しかも、どちらもコンビニでも売っているので、すぐに手に入るのも便利ですよ。
ぜひ、ホームセンターやスーパーの接着剤コーナーをのぞいてみてくださいね!