パチンコで年間いくら負けている? 月の負け額から計算してみた
「パチンコで、今までいくら負けたんだろう」。そう考えたことはあっても、実際に計算したことがある人は少ないのではないでしょうか。
勝った日のことはよく覚えていても、負けた金額はなんとなくぼやかしてしまう。それが普通です。でも、一度きちんと数字にしてみると、パチンコとの付き合い方を見直すきっかけになります。
この記事では、月の負け額から年間・10年間の負け額を計算し、そのお金と時間で何ができたのかを考えてみます。
年間の負け額は「月の負け額 × 12」
計算はとてもシンプルです。勝った日も含めた1か月のトータルの負け額に、12をかけるだけ。
たとえば月に3万円負けているなら、1年で36万円。これが5年続けば180万円、10年なら360万円になります。
月の負け額別・年間と10年間の負け額
月の負け額ごとに、1年・5年・10年の合計を表にしました。自分に近い行を探してみてください。
| 月の負け額 | 1年 | 5年 | 10年 |
|---|---|---|---|
| 1万円 | 12万円 | 60万円 | 120万円 |
| 3万円 | 36万円 | 180万円 | 360万円 |
| 5万円 | 60万円 | 300万円 | 600万円 |
| 10万円 | 120万円 | 600万円 | 1,200万円 |
月5万円の負けは、10年で600万円。車を何台か買える、あるいは家の頭金になるほどの金額です。
自分の負け額を計算する3ステップ
1. 1回あたりの平均と、月の回数を思い出す
「1回行くと平均いくら負けるか」と「月に何回行くか」をかけ算します。勝った日もあるはずなので、ざっくり平均で考えて大丈夫です。
2. 通帳やカードの明細を見る
記憶だけに頼ると、どうしても少なめに見積もりがちです。ATMでの引き出しやカードの利用明細を見ると、実際の金額に近づけます。
3. 勝った分を差し引いて、正直に出す
大事なのは、勝った日だけでも負けた日だけでもなく、トータルで見ることです。出てきた数字が思ったより大きくても、自分を責める必要はありません。知ることが、変わるための第一歩です。
失っているのは、お金だけじゃない
パチンコに使っているのは、お金だけではありません。時間も同じです。
たとえば1回4時間、月に8回行くとすると、1か月で32時間。1年では384時間になります。これはまる16日分にあたります。
その時間を、家族や友人と過ごす時間、趣味、体づくり、勉強に使えていたら。お金と同じように、時間も取り戻すことはできません。
そのお金、積み立てていたらどうなっていた?
パチンコに使っていたお金を、毎月こつこつ積み立てていたらどうなるか。年3%で増えたと仮定した場合の計算例です。
| 毎月の積立額 | 10年後 | 20年後 |
|---|---|---|
| 1万円 | 約140万円(元本120万円) | 約328万円(元本240万円) |
| 3万円 | 約419万円(元本360万円) | 約985万円(元本720万円) |
| 5万円 | 約699万円(元本600万円) | 約1,642万円(元本1,200万円) |
パチンコで負けたお金は戻ってきません。でも、これからのお金は、守ることも、育てることもできます。
※ あくまで仮定の計算例です。実際の運用では元本割れすることもあり、将来の成果を保証するものではありません。投資を始める場合は、仕組みやリスクを十分に理解したうえでご判断ください。
計算したら、次は「守れたお金」を記録しよう
負けた金額を知ったら、次はこれからのお金に目を向けてみましょう。おすすめは、パチンコに行かなかった日に「行っていたら使っていたはずのお金」を記録していくことです。
無料のWebアプリ「ハズレの記憶」なら、それを簡単に続けられます。
- 打たずに守れたお金を記録して、合計を見える化できる
- 打ちたくなった日時や気持ちの強さを残して、自分のパターンに気づける
- 行きたくなったときの行動プランを、前もって用意しておける
スマホのブラウザで開くだけで、すぐに使えます。
借金がある・生活が苦しいときは
計算してみて、借金が膨らんでいる、生活費まで使ってしまっているという場合は、ひとりで抱え込まずに相談してください。
- 精神保健福祉センター:各都道府県・政令指定都市にあり、ギャンブルの問題について無料で相談できます。
- 依存症対策全国センター:全国の主な相談窓口がまとめられています。 → 主な相談窓口はこちら
やめ方に悩んでいる方は、こちらの記事も参考にしてください。
→ パチンコをやめたいのにやめられない5つの理由と、今日からできる対策
まとめ
- 年間の負け額は「月の負け額 × 12」で計算できる
- 月3万円の負けでも、10年で360万円になる
- 失っているのはお金だけでなく、時間も同じ
- 負けたお金は戻らないが、これからのお金は守れる
まずは今日、自分の月の負け額を計算してみてください。その数字が、「もう打たない」を続ける力になります。